【保存版】今さら聞きにくい!?間取り図の略語
こんにちは。
ラックス不動産です!
お家探しをしている時に、周辺環境・小学校区・築年数などいろいろな条件を見ると思います。
その中で重要な1つが「間取り図」。
間取図を見ていると、アルファベットの略語が書かれていることもしばしばありますよね。
なんとなくわかるものもあると思いますが、中にはよくわからないものがあると思います。
そんな間取り図に使われている略語について、本日はいつくかご紹介していきます!
クイズ感覚で楽しくご覧ください(^^)♪
間取図の略語【初級編】
まずは、基本的な略語からいってみましょう!!
間取図をあまり見たことがない方も、知っておくと便利かも?!
LDK
「L=リビング」「D=ダイニング」「K=キッチン」。
合わさったものを「LDK=リビングダイニングキッチン」「DK=ダイニングキッチン」と呼びます。
WC
これは知っている方がほとんどだと思いますが、トイレのことです!
「WC」は「Water closet(水洗式トイレ)」の略なんです。
トイレのタイプを表すために「和」「洋」と表記することもあります。
UB
「UB=ユニットバス」です。
ユニットバスというと、お風呂とトイレと洗面がひとつになった(3点ユニット)タイプをイメージされる方も多いかもしれませんが、実は違います!
非常に多い誤解なのですが、正確には「部品(ユニット)」を組み立てた「風呂(バス)」のことをユニットバスと言います。
昔ながらのアパートで多い、バストイレが一緒でBT、またはBT別等と記載されていることもあります。
CL / WIC(WCL)
どちらも「クローゼット」の意味です。
「CL=クローゼット」は服を掛けたり物を収納する広さ、一方「WIC(WCL)=ウォークインクローゼット」は人が出入りできる広さのあるものという違いがあります!
W
「WC=Washing machine place」で洗濯機置き場のことです。
「洗」と記載されている場合もあります。
AC
「AC=Air-conditioner(エアコン)」。エアコン専用のコンセントのある場所を示しています。
そこにエアコンが付いているという意味ではないので注意が必要です★
R
「R」は「Refrigerator(冷蔵庫)」の略で、冷蔵庫置場を指します。
「冷」と表記される場合もあります。
間取図の略語【中級編】
続いて中級編いきますよ~(*^^)v
S
たまに間取りの中で、「SLDK」やおまけのように「1LDK+S」と記載されているのを見ることがあると思います。
LDKはわかるけど、Sって何!?という方がほとんどです。
間取り図では「SR」と書かれることもありますが、これは「SR=サービスルーム」の略なんです。
簡単に言うと「納戸」のこと。
どうして部屋として認識されないのかというと、その理由は採光や空気を取り入れる窓がない場合や、あったとしても不十分な場合で建築基準法で居室として認められていないからです。そのため、フリースペースとし使えるという意味で「S=SR=納戸」という表記がされるのです。
SLDKは、LDKに納戸が付いているという認識でOKです◎
SCL / SIC / SB
「SCL」または「SIC」は「Shoes-in closet(シューズインクローゼット」)」の略です。
玄関の横に設置されている1畳ほどの収納スペースをシューズインクローゼット、またはシューズインクロークと呼びます。
通常の下駄箱は「SB:Shoes box(シューズボックス)」と表記されるため、ドアが付いていて土足で入れる靴などを収納できる広いスペースをSCL / SICと表記して区別されていることが多いです。
EV
エレベーターのことです。
こちらも部屋の間取りの外に記載されることの多いものですが、バリアフリー住宅などでは家の中に簡易エレベーターが設置されていることもあり、戸建ての間取り図でも稀に見かける略語です。
間取図の略語【上級編】
最後に上級編です!
見る機会が少ないものなので、「全然何のことだか分からない…」と思われるかもしれませんが
CF
「CF=クッションフロア」のことです。
床の表面にビニール製のマットが敷いてあることを指します。
最近ではあまり見かけなくなりましたが、居室や洋室と表記する代わりに「CF」と表記してあることもあります。
RF
「RF=ルーフフロア」。つまり、ロフトのことを言います。
ロフトは「屋根裏部屋」という意味ですが、中二階に設けた収納スペースも含めてロフトと呼んでいます。
「LOFT」と表記される場合もあります。
MB
「MB=メーターボックス」。マンション・アパートの間取りで見かけることが多いと思います。
最近では家の外、玄関横に設置されていることが多く、居住スペースとは分離されていることがほとんどです。
ちなみに略語ではありませんが、「㎡」「畳」「帖」についてもおさらいしておきましょう★
「㎡=平米(へいべい)」であり「1㎡=約0.64畳=0.3坪」となります。
逆に考えると、「1坪=約3.3㎡=約2畳」です!
「畳」と「帖」には明確な違いはありませんが、一般的に和室の場合は「〇畳」、フローリング等の洋室であれば「〇帖」と記載されていることが多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「見たことがある!」「知ってる!」というものがほとんどだったかもしれません。
なぜわざわざ略すの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、間取り図のスペース上略した方がきれいにおさまり、見やすいという理由があります。
「知ってて当然のことだったらどうしよう」と営業マンに聞くのもなんだか気恥ずかしいと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、略語に限らず、ずし、わからないことはしっかり聞いちゃいましょう!
ご紹介したような基本的な略語を覚えておけば、間取り図面を見るのがもっと楽しくなるかもしれませんね。